遠くない未来、私は歌わなくなる時がくるでしょう。
もしくは、今のような声では歌えなる時が来るでしょう。
でも、歌わなくなってしまったとしても私の音楽を、今赤ちゃんくらいの子がオトナになる頃に、もしくはもっと先でも、何処からか拾って聴いてくれたとしたら、そんな幸せないと思うの。
自分が消えたときにやっと、音楽だけを音と言葉だけの情報のみで聴いてくれる誰かが、そこにきっといると願っています。
歌う日々。
終わりがあるものを知りながら始め、いつか終わるいつか終わる。と思いながら、遠く先に願いを持ち今も歌を歌っています。
時代を追うことあまりしたくないです。歌だけは、夢の中でありたいと思います。
できるだけ、この時世ではない音楽を。夢の中の心地で。
そして私の声を持って、無き風景を残していきたいと、これが不思議なほど強い原動力で保たれています。
歌。
好きです。ジャンルはあまり分かりませんが、人の出す声が何よりもすきです。聴くものは、声に忠実になりやすいです。
私が目指すものは、音楽なのか不明ですが、音楽とするなら未完成に近いです。音楽と見られなくても、今のある声をもって、声と言葉を残したい。
こんな毎日です。
未完成をつくる作業を続けています。
そんな、記録の日々。