2024年9月10日火曜日

終了とうきょうギャラクシーvol.52

 こんにちは。

8月31日に出演させていただきました、”とうきょうギャラクシーvol.52”

お越しいただいた皆様ありがとうございました。

来られなくても応援の念を送っていただいた方々ありがとうございました。

台風の影響で、開催自体危ぶまれましたが開催していただき、協力してくださった皆さんに感謝します。

この日は私も、一か八か途中で無理なら引き返そうと思って出発しましたが、運良く無事に現地入りすることができました。

滋賀から名古屋、名古屋から長野、長野から東京。

いろんな景色を見た、およそ11時間の旅。ラッキーでした。

途中合流して、案内してくれたオーナーたちに感謝です。

会場の七針。

秘密基地のようで、秘密の会合を秘密のメンバーと、皆肩を寄せ合いながらひっそり行なっているような、特別な感覚になりました。

温かな雰囲気の中、心地良い演奏ができました。

共演したTony Jay、本当に優しい方でした。

私の拙い英語も一生懸命聞いて汲み取ってくれて嬉しかったです。

サンフランシスコからはるばる来日してくれてありがとう。

霞の中の囁き声は、心が震えるような感覚を覚え、すばらしかったです。


The moment of nightfall

清々しい朝の高原みたいな幽玄美。

音は遠くから聴こえてくるように優しくて、どこからか讃美歌が聴こえてくるようでした。

ライブでこんなにうっとりとした気持ちになったのは初めてかもしれません。

ギターがバリバリとバーストする時の見応えはすごかったです。


夏の終わりの大切な思い出が、ひとつ残りました。

それから6年前のとうきょうギャラクシーを思い出しました。

んん。あの時と、何か違う。

知り合いや、知ってくださっている方が増えました。

話しかけてくださったり、自分から話したりすることが、たくさんできました。

楽しかったな。

こんなに、人と繋がれている未来が待っているなんて、自分が音楽をまだやっているなんて、

あの頃には想像もしていませんでした。


これから何が起きるのかな。

いろんな偶然や自然の流れに、身を任せて、気づいたらよかったな。

って思えたらそれで十分です。私は。









2024年7月31日水曜日

夏のお知らせ

こんばんは。お久しぶりです。

今日も、照りつける太陽と生ぬるい風

夕立が降ると、土の匂いが湧き上がります。

水と土の季節。

夏まっさかりですね。

私は夏が好きです。理由はいくつか。

気怠く、ぐったりするのが許されているような気がするから。

日差しの眩しさが、そんなに目を開けなくていいんだよ。と言ってくれているような気がするから。

水を浴びたときの気持ちよさが好きだから。



8/31土曜日に、東京でライブをします。

何年ぶりか覚えていないほど、そんな前でした。

調べたら6年でしたよ。

あの頃の私とは、だいぶ変わっていると思います。

東京へ行くというのは、あの頃のことを何か思い出させてくれるんじゃないかと思っています。

再会。という言葉が近いかもしれません。

地に足をつけていることを確かめること。

今よりもっと未熟だった私に「こんにちは。」と言えたら。

それは、私が自分のしている音楽に込めた想い「音楽と暮らしていく」という夢が叶ったことの認識になるんだと、

そんなことを期待しています。

「きろく」こそが私の生きる糧になると、これからも信じていきたいです。


東京ライブ、楽しみです。



最近、新しいきろくを始めました。

一般的には出遅れInstagramです。

個人的なものですが、私の写真や音楽の「きろく」。

よかったら見てみてください。

よろしくお願いいたします。


https://www.instagram.com/renge.kiroku?igsh=aHF1MmNjdWwyOXQ4&utm_source=qr





2024年7月4日木曜日

長雨に耳を傾けて


 こんばんは。

長雨に見舞われています。

しっとりとした空気が肌にペタリと張り付く感覚を味わいながら、

少し涼しくなってきた夜に、窓を開けて風を感じています。

外から、ざー。という音。

川の水量の多さを知りました。

「ああ、今日も夕立だったな。」と1日を振り返らせてくれます。

今日もここで、街が寝静まった頃、

自然の声のようなものに身を隠しながら、ひっそりと、こっそり聴く音楽が心地よいのです。


そんな感じで、今日も1日が終わります。


さて、今日の曲はこちら、

Vashti Bunyan 

私は、彼女を深く知っているわけではないけれど、音楽を聞く度に、この人のようになれたらなぁ。

と、よく考えているんです。

素敵に歳を取る、お手本のようなお方。


2024年6月17日月曜日

なごやギャラクシー vol.48




 こんばんは。

もう6月になっていて、すっかり気候が夏です。

毎朝、庭の草木に水をあげないと若い苗たちが干からびそうです。

あげられなかった日は、一日中そわそわ心配しながら過ごす、最近です。

気付いたらそんな季節になっていました。


6月9日(日曜日)名古屋鶴舞 KDハポンで行われた、なごやギャラクシー"galaxy train vol.48”  

出演者は、やまだひろむ/ renge/ Masato saito /Nagoya Tengu   

DJ: やまだひろむ

無事に終了しました。

出演者の皆さん、本当に素晴らしい演奏とパフォーマンスで、自分の振り返りなど一つも頭をよぎらず、一日を楽しみ尽くして帰ってきました。

毎回毎回、更新されるベストイベント。

私にとってライブができることは、

多分、心の底から幸せを実感することなんだとあらためて思いました。

演奏の際もお伝えしたのですが、ゴールデンウィーク前から長引く風邪を引いていまして、

ライブ数日前まで喉を痛めていました。

心配でしたが、なるべくリズムを無視して言葉を置くように歌うことを心掛け、

なんとか咳き込まずに、歌えました。

中断せずに演奏を終えられて、ホッとしています。

私が言ったがために、ご心配お掛けし申し訳なかったですし、温かいお気遣いの言葉を送ってくださった方々には、本当に感謝します。

ありがとうございました。


今回のセットリストはこちらです。

1.しろいみなと

2.グラスアーケードの島

3.砂のお城の女の子

4.静かな果ての小さな鳥

5.新曲


最後新曲を演奏してみました。

というのも、このライブが決まってから、曲を作っていこうと決めていたので

どんな方向性にしていこうか悩んでいたので、この際、イメージを固めるという意味で演奏してみました。

やってみて、もうちょっと歌詞や言葉を変えた方がまとまるかな、など思いついたり、学びがありました。

今後良い感じにまとまりそうです。聴いていただきありがとうございました。


幸せな一日、お客さん、周りで支えてくれた方、皆さん、ありがとうございました。



2024年1月18日木曜日

なごやギャラクシー

 こんばんは。

一月も、もう後半に差し掛かってきて昨年12月10日のライブから、はや一か月が経ちました。

本当に恐ろしい程、時間が経つのが早いです。


なごやギャラクシーの思い出、まだ余韻でホカホカしているうちにきろくしないと、

という気持ちで、年末年始の慌ただしさが過ぎ去ってから、少しずつここに書き溜めていました。

今回のイベントは、galaxy trainの25周年記念、high sunn (from サンフランシスコ) 来日公演、ophillレコ発という、お祝いが詰まりに詰まった日でした。

この場に出演者としていられたことは本当に光栄でした。


また、私にとっても特別な日でした。

この日アメリカから来日したhigh sunnことJustinとは、以前から親交があり、

私が2015年にGalaxy trainから初めてリリースしたとき同時期に彼も初リリースしました。

レーベルの中で彼が話題の中心になることが多かったので、徐々に彼を知っていったことが初めの接点でした。

私が知ったとき、彼はまだ15歳の少年で、私とは一回りも歳が離れていましたが、その若さみなぎるピュアなエネルギーを、同じ宅録とは思えないクオリティで表現していて、当時の私にとっては衝撃的でした。


もう。希望でしかありませんでした。


音楽をもう少し頑張ってみようと思たのはこの頃でした。


Galaxy trainからの初リリースや周囲の影響もあってか、それから目標が、”宅録の上達”の一つに定まり無我夢中で部屋に引きこもってマイクとパソコンに向かっていました。


当時から、Justinはレーベル界隈の中では若きスーパーヒーロー的存在だったので、彼のSNSを追っては、私生活を覗き込む話題で談笑し合っていました。

例えるなら、好きな音楽を語り合うような、私にとっては、ただただかけがえの無い青春のような時間でした。


それから、また時が経ち、2018年Justinが18歳の頃に、「新しい音源のイラストを描いてくれないか」と、連絡がきたことがきっかけで、さらに交流が深まりました。

イメージなど何度も擦り合わせて完成した絵は、

後にSpirit Goth Recordsからリリースされたカセットテープ”Our Perception”の表紙になりました。

high sunnのリリースに少しでも関わることがてきて、すごく嬉しかったです。

これも、私の一生抱きしめていたい大切な思い出の一つです。


そして今回、様々な想いが詰まった念願のhigh sunn共演も。

日本に来てくれて、会えて嬉しかったです。

夢みたいな現実、ありがとうの気持ちでいっぱいです。

なんだか、時間の流れを見つめていたら、みんな、いろんなことが変わっているんだけど、

どれも愛おしく思えてきました。

これからも、どんどん変わっていくんでしょうね。


私も。

きみも。

みんな。


ライブの日、ハポンの2階席からステージを覗くと、いつも最前の隅っこで佇むオーナーが印象的でした。


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2023年12月10日(日)名古屋KDハポン

galaxy train vol.46

high sunn

ophill

〈セットリスト〉

1.白い港

2.遠い目をした女の子

3.グラスアーケードの島

4.砂のお城の女の子

5.海の向こう

6.雪の朝








2024年1月7日日曜日

はままつギャラクシー

 こんばんは。 

そして、明けましておめでとうございます。

2024年が始まりましたね。本当、一年はあっと言う間です。

私の音楽活動も開始から11年目となります。

この10年間を振り返ると、本当にいろいろありました。

始めたばかりのまともにギターも弾けない頃のこと、ライブ活動を目一杯やらせてもらった静岡の人たちとの思い出。

宅録を覚えてからの機材と向き合う、半引き篭もり生活。

そして、転居やコロナ禍で外での活動が思うよういかなかった5年間。

そして、再開できた昨年。

なんとか、今日まで火を絶やさずにこれました。

私の音楽を待っていてくれていた方や、関わってくれた方がいてくれたことは、

私にとって希望でした。

活動するためのエネルギーとなってたと思います。

感謝したいです。


そして、やっとです。

最近、私の中で”レンゲ”を見つけた。という実感がわいたような気がしています。

私の夢の中にいるレンゲ。

あなたを、この先もずっと大切に抱きしめて、心に潜めて、生きていきたいと思います。

また、今後のことを少しずつ考え出しています。

次の夢は、どんなでしょうか。

何者なのでしょうか。

ちょっとまた、見つけるのに時間がかかりそうです。


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ではでは、今日の本題

昨年12月3日のライブ、”はままつギャラクシー”について、少し”きろく”したいと思います。

この日、私は特別な思いで向かいました。

だって浜松だもの。

レンゲの欠片を見つけた場所だから。

そこで、街の灯りを見ていた夜のこと。

あの真っ青な空に潮風の混じる空気や、真っ直ぐな海岸線や、平野の景色を見て、私は目まぐるしい日々を、レンゲに捧げてきました。

あなたを見つけたい、あなたを助けたい、あなたを知りたい。あなたを見捨てたくない。あなたの声を聞きたい。あなたを大切にしたい。という思いで、探してきました。

レンゲは、動物、人、もの、空気、どれでもありません。

そういうイメージではなく、

モヤモヤした何かなんです。

でも心のある生き物なんです。

それが、私の描こうとしていた”レンゲ”でした。

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このライブが決まってから、どんなストーリーにしようかな。と考えていました。

浜松の日々のことを懐かしく思いながら、作品を眺めていて、当日、絶対に演奏しようと決めてきた曲がありました。

それは、”静かな果ての小さな鳥/(朗読)静かな果ての静かな丘”です。

この曲、実を言うと、静かな丘(岡)=静岡という、隠れたメッセージがあり、

静岡を愛でる気持ちを込めて、描いた物語なんです。

誰に聞いてもらいたいという訳ではなく、ただ、浜松という場所で、「ありがとう」と言いたかったから。

歌うことができて、嬉しかったです。

歌わせてくれてありがとう。という気持ちでいっぱいです。

ひと月経っても余韻が覚めません。

それくらい、私の心を温めてくれた日でした。

お客さん。共演していただいた皆さん、Galaxy train 。心から、ありがとうございました。


弱くていいんだよ。もう、大丈夫だよ。


「静かな果ての小さな鳥」




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Galaxy Train vol.45

2023.12.3(SUN)  

 Live /

レンゲ 

ryohadano

ミレーの枕子

red go-cart

ophill


DJ /

shiho / and hirano


セットリスト:

1.氷の下の海

2.灯りひとつ

3.弔いの日〜貝殻を拾う少女のお話〜

4.うさぎの子等よ

5.静かな果ての小さな鳥





2023年12月23日土曜日

ギャラクシー25周年






こんばんは。


さてさて

ご報告遅れましたが、 12/3、12/10と

2週連続のライブが終了しました。

どちらも、いまだに余韻を引く、忘れられない日となりました。

なので、どこからきろくしていこうかと悩み、書けないという状況でした。

でも、そういうときにこそ、このプライベート日記が役に立つ場所だと思っているので、

思い浮かぶことをパラパラと書いていこうかなと思います。

とりあえず今の気持ちなんですが、

嬉しい。さみしい。

に尽きます。

ライブまでの1ヶ月は時間の合間をぬって練習を詰める怒涛の日々でしたが、

終わってしまうと、ぽっかり穴が空いたように寂しく感じます。

大抵いつもそんななんですが、今回はなんだか、

絶対的に違うと思うのは、この名残惜しさですかね。

会いたかった人に会えた。

見て欲しかった人の前で歌うことができた。

行きたかった場所に行けた。

ただそれだけなんですが。

それが本当に特別で、嬉しくて、

終わることが寂しかったんです。



2023.12.3(日) at.Tehom in 浜松

共演はryohadano、ミレーの枕子、red go-cart、ophill

盛り上げてくれたDJはShihoちゃん、ヒラノさん

2023.12.10(日)at.KDハポンin 名古屋

共演は、ophill、high sunn


Galaxy trainのレーベルメイトの皆さん、素敵な演奏でした。

見にきていただいた皆さん、

言葉をかけてくれた方、感想を書いてくださった方、

優しいみなさん、本当にありがとうございました。

そして、Galaxy train25周年おめでとうございます。

梅木さん、これまでの全てに感謝します。

今日はひとまず、

また、後日少しずつ、きろくしたいと思っています。

今日は大寒波。

アスファルトがキラキラして、凍っていました。

この季節がやってきましたね。

2023年11月28日火曜日

青い日の記憶

 こんばんは

つい先日、“青い日の記憶-Selected Works- ”をデジタル配信でリリースしました。

これまで作ってきた楽曲の中で、青い日の記憶を一つずつ拾い、並べてみました。

ジャケット画は私が大学生の時の頃に描いた、水彩画です。


私の中の大切な、忘れてはいけない、消えそうで、遠い、果てしなく透明な”青”へ、

願いを込めて。


https://linkco.re/uYGdGVpZ