こんばんは。
一月も、もう後半に差し掛かってきて昨年12月10日のライブから、はや一か月が経ちました。
本当に恐ろしい程、時間が経つのが早いです。
なごやギャラクシーの思い出、まだ余韻でホカホカしているうちにきろくしないと、
という気持ちで、年末年始の慌ただしさが過ぎ去ってから、少しずつここに書き溜めていました。
今回のイベントは、galaxy trainの25周年記念、high sunn (from サンフランシスコ) 来日公演、ophillレコ発という、お祝いが詰まりに詰まった日でした。
この場に出演者としていられたことは本当に光栄でした。
また、私にとっても特別な日でした。
この日アメリカから来日したhigh sunnことJustinとは、以前から親交があり、
私が2015年にGalaxy trainから初めてリリースしたとき同時期に彼も初リリースしました。
レーベルの中で彼が話題の中心になることが多かったので、徐々に彼を知っていったことが初めの接点でした。
私が知ったとき、彼はまだ15歳の少年で、私とは一回りも歳が離れていましたが、その若さみなぎるピュアなエネルギーを、同じ宅録とは思えないクオリティで表現していて、当時の私にとっては衝撃的でした。
もう。希望でしかありませんでした。
音楽をもう少し頑張ってみようと思たのはこの頃でした。
Galaxy trainからの初リリースや周囲の影響もあってか、それから目標が、”宅録の上達”の一つに定まり無我夢中で部屋に引きこもってマイクとパソコンに向かっていました。
当時から、Justinはレーベル界隈の中では若きスーパーヒーロー的存在だったので、彼のSNSを追っては、私生活を覗き込む話題で談笑し合っていました。
例えるなら、好きな音楽を語り合うような、私にとっては、ただただかけがえの無い青春のような時間でした。
それから、また時が経ち、2018年Justinが18歳の頃に、「新しい音源のイラストを描いてくれないか」と、連絡がきたことがきっかけで、さらに交流が深まりました。
イメージなど何度も擦り合わせて完成した絵は、
後にSpirit Goth Recordsからリリースされたカセットテープ”Our Perception”の表紙になりました。
high sunnのリリースに少しでも関わることがてきて、すごく嬉しかったです。
これも、私の一生抱きしめていたい大切な思い出の一つです。
そして今回、様々な想いが詰まった念願のhigh sunn共演も。
日本に来てくれて、会えて嬉しかったです。
夢みたいな現実、ありがとうの気持ちでいっぱいです。
なんだか、時間の流れを見つめていたら、みんな、いろんなことが変わっているんだけど、
どれも愛おしく思えてきました。
これからも、どんどん変わっていくんでしょうね。
私も。
きみも。
みんな。
ライブの日、ハポンの2階席からステージを覗くと、いつも最前の隅っこで佇むオーナーが印象的でした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2023年12月10日(日)名古屋KDハポン
galaxy train vol.46
high sunn
ophill
〈セットリスト〉
1.白い港
2.遠い目をした女の子
3.グラスアーケードの島
4.砂のお城の女の子
5.海の向こう
6.雪の朝