こんばんは。
そして、明けましておめでとうございます。
2024年が始まりましたね。本当、一年はあっと言う間です。
私の音楽活動も開始から11年目となります。
この10年間を振り返ると、本当にいろいろありました。
始めたばかりのまともにギターも弾けない頃のこと、ライブ活動を目一杯やらせてもらった静岡の人たちとの思い出。
宅録を覚えてからの機材と向き合う、半引き篭もり生活。
そして、転居やコロナ禍で外での活動が思うよういかなかった5年間。
そして、再開できた昨年。
なんとか、今日まで火を絶やさずにこれました。
私の音楽を待っていてくれていた方や、関わってくれた方がいてくれたことは、
私にとって希望でした。
活動するためのエネルギーとなってたと思います。
感謝したいです。
そして、やっとです。
最近、私の中で”レンゲ”を見つけた。という実感がわいたような気がしています。
私の夢の中にいるレンゲ。
あなたを、この先もずっと大切に抱きしめて、心に潜めて、生きていきたいと思います。
また、今後のことを少しずつ考え出しています。
次の夢は、どんなでしょうか。
何者なのでしょうか。
ちょっとまた、見つけるのに時間がかかりそうです。
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ではでは、今日の本題
昨年12月3日のライブ、”はままつギャラクシー”について、少し”きろく”したいと思います。
この日、私は特別な思いで向かいました。
だって浜松だもの。
レンゲの欠片を見つけた場所だから。
そこで、街の灯りを見ていた夜のこと。
あの真っ青な空に潮風の混じる空気や、真っ直ぐな海岸線や、平野の景色を見て、私は目まぐるしい日々を、レンゲに捧げてきました。
あなたを見つけたい、あなたを助けたい、あなたを知りたい。あなたを見捨てたくない。あなたの声を聞きたい。あなたを大切にしたい。という思いで、探してきました。
レンゲは、動物、人、もの、空気、どれでもありません。
そういうイメージではなく、
モヤモヤした何かなんです。
でも心のある生き物なんです。
それが、私の描こうとしていた”レンゲ”でした。
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このライブが決まってから、どんなストーリーにしようかな。と考えていました。
浜松の日々のことを懐かしく思いながら、作品を眺めていて、当日、絶対に演奏しようと決めてきた曲がありました。
それは、”静かな果ての小さな鳥/(朗読)静かな果ての静かな丘”です。
この曲、実を言うと、静かな丘(岡)=静岡という、隠れたメッセージがあり、
静岡を愛でる気持ちを込めて、描いた物語なんです。
誰に聞いてもらいたいという訳ではなく、ただ、浜松という場所で、「ありがとう」と言いたかったから。
歌うことができて、嬉しかったです。
歌わせてくれてありがとう。という気持ちでいっぱいです。
ひと月経っても余韻が覚めません。
それくらい、私の心を温めてくれた日でした。
お客さん。共演していただいた皆さん、Galaxy train 。心から、ありがとうございました。
弱くていいんだよ。もう、大丈夫だよ。
「静かな果ての小さな鳥」
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Galaxy Train vol.45
2023.12.3(SUN)
Live /
レンゲ
ryohadano
ミレーの枕子
red go-cart
ophill
DJ /
shiho / and hirano
セットリスト:
1.氷の下の海
2.灯りひとつ
3.弔いの日〜貝殻を拾う少女のお話〜
4.うさぎの子等よ
5.静かな果ての小さな鳥