2018年8月28日火曜日

イバラード物語


先日、イバラードの展示を見に行きました。
絵を眺める時間は私にとってとても重厚な時間です。
一本の映画を観ることや
一本のライブを観るのと同じくらい
ときめき、楽しい時間です。

イバラードの物語の作者であり、
画家の井上直久さんは今回の展示パンフレットに
こういったことを書いていました。

私はこれを読んで、なんだかとても心がほっと温まりました。
それは、優しさに包まれるような言葉です。
もちろん私に対しておっしゃっている言葉でなく
不特定多数の方へのメッセージに過ぎないのですが
その、誰に対してという対象を限定しないでも
このように優しさを振る舞えたり、励ましたりできる姿勢自体に
井上さんの本質的な優しさ温厚さのようなものを感じ心癒されました。
それは絵を眺めて得る感動とは別の特別な感動でした。

制作活動をしながら過ごす日々の中で
私はいつも夢の世界に潜ろうとします。
潜るために描こうとします。
でもそれは一方で反社会的でもあり
夢と現実を交互に行ったり来たりしながらの暮らしです。
その繰り返しに時々寂しさを感じることもあります。

物語や歌の世界に浸るだけでは、
なんだか何かが限られてしまうような気がしてなりません。

私はどの世界でも優しい気持ちであり続けたいと思う中で

最近は、気持ちの持ち方を考え直させられるような変化もありました。
日常に寄り添おうと日々に目を向けているところです。
私自身の体で体験し、空想や妄想でなく他者との対話の中で

優しい光を集めたい。と願っています。

と、そんな感じで何を言いたかった訳でもないのですが

上も下もない、清らかな優しい世界が
現実であることに気づくとき、
近頃は、こんな本当に些細なことで
いちいち感動をしてしまっているという
そんな、今日この頃です。