どこまで歩いて行けば
気付くと言うのだろう
外には大きな陰が
群れをなしているんだよ
夢の中
声あげ
震えてた
『ようこそ。
ここは最果て。』
今日は死に迷う風
もうすぐ旅立つときは
特別な日にさせよう
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この曲の、「最果て」という言葉。ある人になかなか使わない言葉だねと言われました。
実は私の過去の楽曲を見ると他の楽曲の歌詞にも入っている言葉で、二度目の登場なんです。
最果て。
この曲で最果てというのは、無気力のような状態になった時に、想像の中で見える風景です。
私の歌のほとんどは、その風景を思い浮かべながらつくるのですが、この曲は風景が出てこないんです。この時期引きこもっていたので、景色が浮かばなかったというのもあります。
「最果て」には、ただの空とか、海とか、青さとか、なにもない景色や色をあてます。
珍しく、これは夢の中の歌ですね。
夢の中で、外に出たいと願っている歌です。