しばらく静岡の家に帰ることになりました。
久々の育った土地での生活。昔持っていたものなどを整理しました。
捨てられず邪魔になっていた音楽の品々が大量にありました。昔を思い出します。
特に多かったのが、CD、MD、それに次いでカセットテープといった感じです。レコードはもっと先になってから聴くようになりましたので。
私は中学生で音楽を聴く趣味を持ちました。
そして12歳から15歳までは、毎日夜自分の部屋に篭ってラジオを聴いており、カセットテープに録音してそれを曲の部分だけカセットテープにダビングしてオムニバス的な(今の言い方だとコンピですかね)カセットを自作して、普段から聴いていました。
もちろん、こんなことをしていた同世代は一人もおらず、人に言うのも恥ずかしかったので、当時は誰にも言わずでした。
今になって人に言うと、やっぱりびっくりされます。個人的には今でもカセットに結構な愛着があります。
中学の通学時、電池を装着して通電させるようなカセットプレーヤーをポケットに忍ばせイヤホンをして音楽を聴きながら通っていました。それが私のちょっとした悪い青春でした。
あの頃ラジオから音楽を収集していたので、あまり周りの同世代と聴く音楽が違ったんじゃないかなと思います。
最新の音楽で好きなものもありましたが。あまり友達と音楽の話はしませんでした。
実家に置き去りになっていた思い出のカセットたち。あの頃の音楽に夢中だった若い記憶。
ラジオのざらざら雑な音が、大好きでした。
当時は、年代ジャンルにとらわれず色々なものを聞いていましたね。