「点と線とその間」
空と海。
昼のあくびと夜のため息。
いつかの庭とこの部屋。
私とあなた。
みんな一人きりの星みたいで
向き合いながらバランスを保ってる
それはきっとないとさみしいもの
いつかあの子と星座をつくったの
忘れそうなものや
見えずらいものを集めてきて
みんな一列に並べたり
向かい合わせにしたり
散らしたり弾いたりして
それからお互い確かめ合って
線で結んだの
星たちが繋がると
なんだかさみしくなくなった
暮れかけのチャイムがなるころ
教えてくれた
「朝は枝豆スープがいい。」
私もいつか溶けて形がなくなれるんだって
小さな粒がもっと小さな粒になったらって思ったら
もう
粒の事も思っていたことも
いつの間にか消えてなくなってしまった
ちょうどこの空の色が混じるところみたいに
曖昧で新鮮な気持ち
私たちどんな星になれるかな