「太陽に向かって」
君は当たり前のように
太陽に向かって駆けてく
期待が波打つ足取りに
小さく手を振りながら
光の風追いかけて駆けてゆく
突然やってくる雨にお願いね
さえない私を叱って
ここから見える景色はまるで違うけれど
目をぎゅっとぎゅっとつむって
そこに登ってみたいな
なんて言いたいのよ
ずっと先を見てはにかんで
一足飛びで駆けてく
焼け付く瞳の奥では
泪の海が広がっても
光と影振りまいて駆けてゆく
思い立ってもね夢かなにかなの
覚めない私を連れ出して
ここから見える景色ははまるで違うけれど
目をぎゅっとぎゅっとつむって
そこに行ってみたいな
なんて思ってるよ