くもる光の中 空に飛び込もう
耳が冷たくても
風向きが悪くても
息が止まりそうな
氷の空気のみこんで
坂を下る
坂を下る
坂を下る
どこにも行かないで
どこにも行かないで
君に伝えに行かなきゃ
どこにも行かないで
坂を下る
坂を下る
坂を下る
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この曲は今年の6月頃にできた明るめの曲です。
実はこの曲は、冬の光景を想像してつくりました。
高校時代は自転車通学でした。
学校が街外れの丘にあったため、夜家に帰る時に街の光を見下ろしながら息が止まりそうな勢いで坂を下るのです。
その氷の様な空気を全身に浴びて、光に飛び込むその気持ちの高ぶりを、今になってふと思い出し、歌詞を書きました。
あの頃の私は、何も恐れることがなくて毎日わくわくしていて、帰り道といったらただただいろんな妄想にふけっていました。
知らない世界に飛び込みたくて、知らない街に行きたくて、知らないことを知りたくて
胸の高鳴り
そんな気持ちを込めました。