2013年5月19日日曜日

少年のころ

またまた昔の話。
私は小さい頃から二つ歳の離れた兄と仲がよかった。
幼稚園生くらいの時から中学生にかけ、兄の後ろをついて歩くように行動を共にしており、兄との遊びや影響は少なからず受けてきた。そのおかげで、普通の女の子がするような遊びは通ってこなかったのだ。こんなことに気づいたのも大人になってからで、周りで「人形で遊んだり、ぬいぐるみ集めたよね」なんて言われたとき全然合致しなかったのがきっかけで思い返した。

兄とどんな遊びをしていたかというと、漫画やテレビゲーム、プラモデル、昆虫採集、釣り、化学実験、パソコンなど、私は前に出るようなタイプではなく、控えめではあったが少女ではなく少年のような子供だったと感じる。
ただ兄とは違う性格というと、私は絵を描くことが好きだった。
それこそ、小さい頃から漫画を読んでいて幼稚園生から小学生時代は漫画家になりたいと言っていた記憶がある。アニメや映画の仕事も視野に入れていたかな。気付いたらその夢もすっかり忘れてしまったけどね。
そもそも、何処にでもある学校の絵のコンクールなどで表彰されることが多々あったので、褒められては勘違いをしていたのかもしれない。こんな小さい学校ではよくあることなのに、子供というのは単純だなぁ…

小学、中学と学校が嫌いだった私は、兄の傍らで遊べていたことは少なからずよい傾向だったかもしれない。もしいなかったら、また違う私だったかもしれないな、と何となく思う。

小学生の頃の夏休みは長時間ゲームをしていた、ぼくのなつやすみというゲーム。またこのゲームのサントラをオルガンやクラシックギターで再現するのが兄の遊びの一つだった。私はそれを見ては嬉しくなって、学校のリコーダーやピアニカを持ち出して同じことをしようと夢中になっていた。

この時以来、過去に今私の使っているクラシックギターは活用されていない。

2'00~2'40秒のサントラはとくに思い出深い。