新しいCDが完成しました。
リリースは2016.8.8になります。私のWebSHOP【in the garden】からは先行販売を7/29からしますので、是非ご利用ください。
ディスク作成は半年間くらいでしょうか。楽曲は間を取りながら1年間のレコーディングでした。
瑞々しいジャケットのデザインはお友達の夏目麻衣さん。
言霊を崩さず忠実に訳してくれた翻訳家は、清水巌さん。
いろいろな巡り合わせで、完成させることができ、本当にめぐまれています。
普段から、一人でいることを感じられるような音楽の聴き方をしています。
私はそんな音楽をずっと頼りにしています。
例えば、誰にも邪魔されない海の中に潜って、
一体一に向き合うことに、私は一生懸命になり、時々夢中にもなります。
私はとても、多分、小さな暮らしをしていますが、
刺激の少ないところに安心をしながら、心はいつまでも遠くを向いています、できるだけ、楽な気持ちで広い気持ちでいようと思っています。
海の中が居心地が良いのに、空のことを思ったり、どこまでも永遠と続くものを追ったり、遠くまで遠くまで、と祈っている訳です。
私の中で絶えない、なんらかの違和感は、とても例えようがなく、もしかすると反社会的な部分もあります。私はその狭間が気になって思い更けているうちに、気づいたら自ら夢に近づけていっています。こういう時々の私は、もしかしたら浮いているんだと思います。
私が知りたいと思っていることは、おそらく解けません。
不思議と解釈すれば、いつか忘れてしまうのを知っているので、この繰り返しなんだと思います。
海を越えても、宛てもなくも、どこまでも、ナイーブな心を持つ方へ届いてほしいです。
私は、言葉に夢を見て、優しさを求めています。
そんな願いごとのような、一冊に祈ります。
60分、36ページの詩集となっておりますので、
眺めながら、退屈で贅沢な時間を過ごせますように。
「めくるめくあおく」/「Blue to Blue」
1真夏の淵に立つ少女/The girl standing in the edge of a summer
2遠い目をした女の子/The Girl in a Distant Look
3火/Flame
4赤い眼のうさぎ/Rabbit Red Eyed
5海の奥底/Where the sea bed end
6ドクダミの薫りの庭で/In the garden of tenderness
7あの匂い/That smell
8オールの羽/Winging Oar
9朝、舟は出る/Day Breaks, Boat Sets
10月が眩しい/Moon Shine
11太陽に向かって/Follow the Sun
12窓辺の女の子/Gone Girl, Opened Window
13おしゃべりしたくなる/Chitter-Chatter
14ベランダより/Smiles from the Balcony
15入道雲、青すぎる空/Heaped Clouds, Sky Too Blue
16そして、夜は明ける/…and the dead night